歯科医師
南野 卓也
理事 院長 審美修復治療専門
治療への思い
時間をかけたカウンセリングで患者様の希望をお聞きすると同時に、充分な検査をおこない、多くの治療方法の中からその方にもっとも適した治療方法を選択します。
この診断力と高い技術力をもって、歯並びや色や形などの見た目、噛み合わせなどのお困りごとに対して、お一人おひとりに合わせた的確な治療法を提案します。
経歴・所属学会
経歴
1987年奈良県桜井市に生まれ、桜井市立桜井小学校に通い地元で幼少時代を過ごす。
その後、私立大阪星光学院中学校・高等学校を経て2005年大阪大学歯学部入学。
2011年歯科医師免許取得。
卒業後は大阪大学第一補綴科へ入局し、審美歯科を中心とした補綴、接着治療を学び、研究・教育に従事。
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- 日本歯科審美学会(認定医)
- 日本口腔インプラント学会
- 日本接着歯学会(専門医)
- 日本歯周病学会
ドクター経歴
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受賞歴
賞名
第33回日本接着歯学会学術大会発表優秀賞(口頭発表部門)
授与学会
日本接着歯学会
演題名
直接法支台築造後ポストスペースの非破壊的観察-光干渉断層装置
(OCT)とX線マイクロコンピュータ断層撮影装置(μCT)の比較-
原著論文
Minamino T, Mine A, Matsumoto M, Sugawa Y, Kabetani T, Higashi M, Kawaguchi A, Ohmi M, Awazu K, Yatani H. Non-destructive observation of teeth post-core-space using optical coherence tomography: comparison with microcomputed tomography and live images. Journal of Biomedical Optics(査読あり). 2015;20(10):107001(Electronic journal).
賞名
第125回日本補綴歯科学会学術大会優秀ポスター賞(デンツプライシロナ賞)
授与学会
日本補綴歯科学会
演題名
非破壊試験を用いた根管象牙質接着の新規評価法
原著論文
Minamino T, Mine A, Omiya K, Matsumoto M, Nakatani H, Iwashita T, Ohmi M, Awazu K, Yatani H. Nondestructive observation of teeth post core space using optical coherence tomography: a pilot study. Journal of Biomedical Optics(査読あり). 2014;19(4): 046004(Electronic journal).
賞名
平成29年度大阪大学歯学会優秀研究奨励賞
授与学会
大阪大学歯学会
演題名
Advanced statistical analyses to reduce inconsistency of bond strength data
原著論文
Minamino T, Mine A, Shintani A, Higashi M, Kawaguchi-Uemura A, Kabetani T, Hagino R, Imai D, Tajiri Y, Matsumoto M, Yatani H. Advanced statistical analyses to reduce inconsistency of bond strength data. Journal of Dental Research(査読あり). 2017;96(12):1400-1405.
研究履歴
「非破壊的観察を駆使した新規接着能評価法-ポスト孔の観察および象牙質接着強さに与える影響因子の解明-」で学位取得.
テーマ1:ポスト孔-レジン接着様相の非破壊評価
ポスト孔接着評価における非破壊観察の有用性を確認することを目的に、非破壊観察画像を吟味した。その結果、直接法支台築造におけるポスト孔内の観察におけるOCTとμCTの有用性が示された。
テーマ2:象牙質接着強さに与える影響因子の解明
非破壊試験を駆使して接着試験体の多種パラメータを採取し、象牙質接着強さに与える影響因子を明らかにするべく、高度な統計処理を用いて解析した。解析の結果、象牙質の長さ、気泡の有無、接着面積、象牙質のX線吸収係数が接着強さに有意な影響を与えることが明らかとなった。
これらの研究業績により、平成27年度の日本学生支援機構第一種奨学金の全額返還免除に認定された。さらに、日本補綴歯科学会と日本接着歯学会において、受賞している。