歯をゆっくり動かして
美しい歯並びへ
表側矯正は歯の表面に「ブラケット」という矯正装置を接着して、そこにとても細いワイヤーを通して、歯をゆっくりと優しい力で動かして歯並びを美しく整える矯正方法です。もっとも歴史と実績があるスタンダードな治療法です。
目立ちにくいセラミック
ブラケットと
フルセラミックブラケット
当院の矯正装置は、透明に近いセラミックのブラケットと、目立ちにくいプラチナ色のワイヤーを使用しています。従来のギラギラした金属の「メタルブラケット」とは比較にならないほど目立ちにくく、優れた審美性が特徴です。
表側矯正治療が適応する
ケースの一例
受け口を治したい
当院の表側矯正で歯並びが美しく整いました。
主訴:
受け口を治したい
診断名:
骨格性下顎前突症
年齢:
38歳
治療に用いた主な装置:
リンガルブラケット矯正装置
抜歯部位:
下顎左右5番
治療期間・通院回数:
1年7ヶ月・23回
治療費用:
1,191,000円(税込)
(内訳)
リンガルブラケット矯正法108万円+抜歯31,500円+下顎BLR27,000円+資料採取52,500円(※別途月の調整料が必要)
リスク・副作用:
・矯正器具により口内炎ができやすくなる
・矯正装置による違和感や粘膜の痛み
・歯の移動に伴う歯の痛み
・計画した治療期間延長の可能性
・矯正装置周囲の虫歯リスク
・矯正装置周囲の磨き残し、歯肉炎や歯周炎
・歯根吸収の発生/進行
・歯茎の低下やブラックトライングルの出現
表側矯正のメリット
さまざまな症例に適応する
細かな歯の移動・調整が可能
滑舌に影響しにくい
目立ちにくい白いセラミックと
プラチナワイヤーを使用
表側矯正のデメリット
口を閉じにくく感じる
ブラケットに食べ物が
詰まりやすい
演奏に支障が出る楽器がある
(トランペット、サックス、
バイオリンなど)
無料カウンセリングで
お悩みをお聞かせください
患者様のお口の状態によって、効果的な治療方法は異なります。お一人おひとりに合った治療方法をご提案いたしますので、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
当院の表側矯正の特徴
高い診断力で適応を判断
患者様のご希望を時間をかけてお聞きすると同時に、お口の中を丁寧に診察して、その方の症例にはどの治療方法がもっとも適切かを判断します。
当院では、その方の症例にもっとも適応するのであれば、表側矯正の他に、舌側矯正やダイレクトボンディング、ラミネートべニアが適切と判断する場合もあります。
ブラケットポジションの
正確な位置づけ
当院では、ダイレクトボンディング法を用いて治療をおこないます。あらかじめ採った歯型精密に分析してブラケットをつけるポジションを正確に位置づけします。これにより、従来の直接接着する方法よりも精密な治療ができます。
通常と逆の
ハーフリンガルにも対応
通常、上顎は見えにくい舌側矯正・下顎が表側矯正をおこなうのがハーフリンガル矯正ですが、当院では患者様の症例に応じて、通常とは逆の装置を選択する技術力があります。
当院の表側矯正の症例
症例①
主訴:
歯並びを治したい
診断名:
骨格性3級
年齢:
16歳
治療に用いた主な装置:
ラビアル装置(急速拡大装置含む)
抜歯部位:
上下左右4番
治療期間・通院回数:
3年2ヶ月・26回
治療費用:
1,138,860円(税込)
(内訳)
ラビアル918,000円+抜歯34,560円+資料採取54,000円+BLR54,000円+調整料78,300円
リスク・副作用:
① 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、 一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
② 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
Price
表側矯正の費用・料金表
公的医療保険が適用されない自費診療です。
初診料 | 3,700円(税込) |
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再診料 | 2,500円(税込) |
資料採取・審美分析 | 66,000円(税込) |
表側矯正装置 | 標準価格:1,045,000円(税込) ※症例によって変動します |
調整料 | 4,400円(税込)/ 毎月 |
Flow
表側矯正の流れとその特徴
Q&A
よくあるご質問
痛みはどの程度ありますか?
矯正装置による痛みのピークは、装着開始から約8時間から数日にかけて生じます。その後は徐々に減少してくるでしょう。
矯正中の食事で気をつけること
は何ですか?
装置は歯の表面を傷つけることなく、矯正用の接着剤で装着しています、強い力がかかるとブラケットが壊れたり歯から外れてしまいます。食事にはなるべく固いものや大きなものを避けて摂取するようにしましょう。
発音にどれぐらい影響しますか?
歯の表側につける矯正装置の場合は、発音にあまり影響は出ません。慣れるまでは多少違和感を持たれるかもしれませんが、時間とともに気にならなくなります。
歯列矯正に年齢制限は
ありますか?
8歳~15歳の成長期の方から成人の矯正治療、そしてシニア世代の方にも必要性に応じて矯正治療をおすすめしています。
保定期間とは何ですか?
矯正治療が終わった直後は、動かした歯が元の位置に戻ろうとするため、歯並びと噛み合わせを安定させて保つために「保定」という治療段階があります。一般的には、治療にかかった時間と同じ長さの期間が必要です。
特に成人から矯正治療をおこなった方については、歯並びが悪い状態で顎骨が完成してしまっているので、歯列が綺麗になったとしても骨は以前の状態のままです。一定期間だけの保定では後戻りが生じる可能性が高いので、永久保定を継続しながらメインテナンスを受診されることをおすすめしています。